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【ルール解説】VARは現代サッカーで「大成功」する。審判を悩ませる公正なジャッジ

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【ルール解説】VARは現代サッカーで「大成功」する。審判を悩ませる公正なジャッジ

2019/04/11

【ルール解説】VARは現代サッカーで「大成功」する。審判を悩ませる公正なジャッジ

 

サッカー界で新たに導入されたビデオ判定システムVAR。
判定の正当性を判断する手段として、今後もより積極的な活用が見込まれています。
一方で、よく分からないという方も多いでしょう。
得点に直結する決定的シーンにおいて、誤審を防ぐ新テクノロジーVARについて詳しく見ていきましょう。

 

 

そもそもVARとは?

ビデオアシスタントレフェリー(VAR)は、サッカーの試合中にビデオ判定を行う仕組みのこと。ビデオ判定を担当するのは、テレビ画面に囲まれた部屋の中で試合を見つめる副審判員たち。ゴールシーンなど得点に直結するプレーの際、審判の判断に誤りや疑わしい点があった場合に、主審へプレーの中断やビデオ判定を進言します。
ただし、VARの検証で必ずしも判定が覆るわけではなく、最終的に判断を下すのは主審です。試合を一時中断し、主審が直接専用モニターで確認するケースもあります。

 

VARは、2018 FIFAワールドカップにおいて全試合・全会場で導入された始めてのワールドカップでした。結果的に、大会を通し円滑に運用することに成功しVARは批判的な声を一掃するのに十分な働きを見せました。国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は大会を振り返り、次のようにコメントしています。「VARにネガティブな点は見当たらない。すでに導入している国を見ても、VARなしでは生きていけないほどだ。」
2019年現在、ブンデスリーガやセリエA、リーガ・エスパニョーラなど欧州の主要リーグの多くでVARが採用されており、今後国際大会や各国リーグでも導入が進んでいくと考えられます。

 

 

VARに神の手は通用しない!公正なジャッジとは…

サッカーに限らず、スポーツの試合において審判の決定は尊重されるべきです。当然のことながら、サッカーの審判団は毎試合正しいジャッジで試合をコントロールするよう努めています。

国際サッカー評議会(IFAB)でも主審の決定について次のように定めています。「プレーに関する事実についての主審の決定は、得点となったかどうか、また試合結果を含め最終である。」

 

しかし、サッカーの歴史を振り返ると幾度となく主審の判断に対して疑問や批判の声が投げかけられてきました。ブルガリア人の「ボグダン・ドチェフ」氏もその一人。1986年のワールドカップ メキシコ大会の準々決勝アルゼンチン対イングランドの試合を担当したドチェフ副主審(当時)は、かの有名なマラドーナ選手の「神の手」を見逃した戦犯として世界中から大きな非難を浴びました。ドチェフ氏は当時インタビューに対しこう語っています。「マラドーナ選手に人生を壊された。」

 

この試合に限らず、サッカーにおいて審判は常に大きなプレッシャーにさらされています。最大限の注意を払っていても、ヒューマンエラーは誰にでも起こりうるものです。一瞬の判断・一つの判断の誤りで審判のキャリアまで壊れる危険がある現代サッカーは対策が求められています。VARの導入は誤審を回避し、また審判の確固たる判定に繋がるでしょう。より公正なサッカーの実現にVARは欠かせないといえます。

 

 

サッカーはこれからフェアの時代へ

もちろんVARに批判的な人は未だに主審を非難したり、誤審だと食い下がるケースがあります。先日2019年3月7日行われた、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド・オブ16のポルト対ローマの試合は延長線の末ポルトがベスト8に勝ち進みました。この試合後、ローマのジェームズ・パロッタ会長は憤怒していました。アディショナルタイムにローマのパトリック・シック選手が相手ペナルティエリアで倒れたシーンで、主審がVARに従わなかったとして、次のように異議を唱えました。

 

「シックが倒されたのは明らかだった。VARも指摘していたが何も与えられなかった。クソッタレの判定にうんざりした。」この発言とともに一連のプレーはメディアでも大きく取り上げられ、一部の選手や解説者からも非難の声が上がっています。現地ではVAR不要論を語る人まで出ているといいます。

 

しかし、最終的な判断はあくまで主審に委ねられており、非常にシビアな判断が求められた今回のケースでは、PKが与えられたとしても違う方面から非難の声が出ていたことでしょう。フェアな判断を下すのは、最新のテクノロジーを導入しても確かに難しいのです。

 

ただ、VARのおかげで審判は自信を持って再判定を行えた点は考慮されるべきだと思います。

 

 

【まとめ】VAR導入でサッカーがより魅力的になる

VARの導入は世界的なトレンドで、これからより広がりを見せるはずです。近い将来、世界中の国内リーグで採用されると考えられます。
世界のトッププレイヤーが集まるイングランドのプレミアリーグは2019-20シーズンからVARの導入を大筋で合意したと発表しました。これで欧州5大リーグは、全てVAR導入が決定したことになります。

 

VARの導入はサッカーの試合を、よりフェアで魅力的にしてくれるでしょう。主審の権威性を下げるという声も一部で聞かれますが、むしろ審判にとって自身の判定を公正・正確だと証明するツールとして有用です。
現代サッカーの問題を解決する手段の1つである、VARは現時点で大成功を収めているといえます。

 

 

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