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【10分退場】サッカーのルールが変わる?新ルール「シンビン」って何?

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【10分退場】サッカーのルールが変わる?新ルール「シンビン」って何?

2019/03/30

【10分退場】サッカーのルールが変わる?新ルール「シンビン」って何?

 

サッカーの新ルール「シンビン」をご存知でしょうか。知らないという方も多いかもしれません。
シンビンは、試合中の悪質なプレーに対して、10分間の退場処分を課そうという新しいルールのこと。
実はこのルール、2017年の国際サッカー評議会で可決され、各国のサッカー連盟の対応次第で導入可能というところまで話が進んでいます。

 

現時点では、導入するという声は聞こえてこないものの、シンビン導入へのハードルは下がっており、今後国内のトップリーグに導入するケースも十分に考えられます。
今回は、シンビン導入においてサッカーに与える影響とサッカー関係者の反応、シンビン制度の活用例としてラグビーのシンビン制度についてもご紹介します。

 

 

そもそもシンビンって何?

2017年3月3日ロンドンで開催された国際サッカー評議会(IFAB)の第131回年次総会(AGM)において、サッカーの競技会を開催する国のサッカー連盟、大陸連盟またはFIFAの承認があれば、一時的退場(シンビン)の仕組みを適用できる案が承認されました。

 

IFABは各国のサッカー協会にシンビンの使用を認めたわけです。JFAもこの通知を受け、所属する主審に対してシンビンが適応された試合において、使用を許可することを決定しています。
これは、サッカー界にとって画期的な取り組みと言えます。なぜなら、サッカーのプレースタイルをも大きく変える可能性を秘めているためです。

 

サッカーの試合において、悪質なプレーはイエローカードが提示され、特に悪質と判断されたプレーには一発退場となるレッドカードを提示するのが現行のルールです。
また、イエローカードを同一試合で2枚貰うとレッドカードとなり同じく退場処分になります。
そのため、警告を受けていない選手は積極的にプレーし、イエローカードをもらうと次のカードを避けるため控えめにプレーするケースが多く見られます。試合が終盤に差し掛かると、失点の危険があるプレーに対し、激しいプレーでチャンスの芽を摘むプレーがよく見られます。これは大抵、まだ警告を受けていない選手が自身に提示されるであろうイエローカードと失点を天秤にかけ選択した結果です。こうしたプレーはシンビンが導入されると減るだろうと言われています。

 

 

【イングランド2部】シンビンの導入実験を実施

すでにシンビンを試験的に導入した国があります。イングランドのサッカー協会FAは2017年、32の下部リーグにおいてシンビンを試験的に導入。FAの審判長であるニール・バリー氏はシンビンの影響について、非常にポジティブだったとした上で次のように語っています。
「サッカーの試合において、シンビンがうまく機能するのは確かだろう。FAはほぼ確実に、将来的に導入する。」バリー氏が語ったところによると、チームを数的不利にするリスクを考え選手は違反行為を控え、かつ判定に異議を唱えた選手も38%減少したと成果を語りました。

 

ところで、サッカーにはプロフェッショナル・ファウル(戦術的ファウル)と呼ばれるものがあります。簡単に言えば、勝つために行うファウル。決定的なプレーになりそうな場面で、相手の選手に対しわざとファウルを犯しプレーを中断させるのです。こうしたプレーは日常的に行われており、当然怪我のリスクもありますしフェアでないので好ましいプレーとは言えません。
シンビンを導入することで、こうしたプレーに対し10分退場が与えられたケースを考えてみましょう。試合終盤の各選手疲労がピークに達している状況で、選手が1人抜けて戦い抜けるでしょうか。退場者を出したチームは、その10分間とても厳しい戦いを強いられることになります。

 

シンビンの導入は、選手に10分退場処分のリスクを意識させます。これにより、カード覚悟のプレーを自制させ、サッカーの試合はよりクリーンになると期待されています。

 

 

ラグビーで見るシンビン導入のメリット

シンビンはもともとラグビーの用語です。危険なプレーを行った選手はイエローカードが提示され10分間試合から離れるシンビンが与えられるのです。15人制ラグビーであれば14人で10分間耐えなければなりません。ラグビーにおいても数的不利はゲームバランスを大きく変えるきっかけになります。そのため、各選手はルールに忠実にプレーを行うということです。

 

さらにスポーツマンシップに反した行為にもシンビンは適用されます。ラグビーの試合を見たことがある方はご存知だと思いますが、サッカーのように審判に対し猛抗議するラグビーの選手はほとんど見かけません。シンビンは審判にとっては抑止力のような効果があり、両者のスポーツマンシップが高く保たれるというプラスアルファの効果もあるのです。

 

 

サッカー界では導入に前向きな姿勢も

サッカー界に話を戻しましょう。シンビンの導入について、各国のサッカー関係者の反応についてご紹介します。多くのサッカー関係者は導入に前向きな姿勢を示しています。

 

賛成派の声
プラティニ氏(元フランス代表選手・元欧州サッカー連盟会長)「ファウルを犯した選手が10分から15分一時退場となる形がいいと思う。対戦相手はアドバンテージを得ることができるから…」
ファン・バステン氏(元オランダ代表選手・元同監督)「レッドカードを出すほどでもない行為に対し、選手を10分間試合から外すのはあり得るかもしれない」

 

ピエルルイジ・コッリーナ氏(元審判・FIFA審判委員会会長)「審判がメッセージを発することは重要なことだ。UEFAユースでシンビン制度を経験したが、結果はポジティブなものだった。」

 

反対派の声
ダーモット・ギャラガー氏(元プレミアリーグ審判)「運用が複雑になる可能性があり、現時点でふさわしいとは思わない」
ゼップ・ブラッター氏(元国際サッカー連盟会長)「レギュレーションが確立されているというのに、なぜシステム変更しなければならないのか理解できない」

 

H3中立派
アーセン・ベンゲル氏(元アーセナル監督)「シンビンは議論に値するとは思うが…」

 

 

【まとめ】主要リーグの導入で流れが変わるかも

サッカーの新しいルールになるかもしれない、シンビンについてご紹介しました。
すでにIFABの承認は下りており、あとは各国のサッカー連盟の判断に委ねられているという状況です。

 

ただし現状では、トップリーグで採用しようという国はまだありません。すでに試験的にシンビンを導入したイングランドやイタリアは、最もシンビン導入へ前向きな国と言えるでしょう。
特にサッカー発祥の国イングランドではシンビンの可能性について度々取り上げられており、近い将来プレミアリーグで導入される可能性があります。サッカー界における影響力の大きい国ですから、連鎖的に欧州各国リーグへ広がる可能性も考えられます。

 

サッカーを本質的に大きく変える可能性を秘めるシンビンについて、引き続き状況を注視していきます。

 

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